術後検診の回数と、無料期間の後の費用
手術の費用比較では、術後検診が何回・何年まで含まれるかで総額が変わります。ガイドラインが求める経過観察と、医療機関の掲載内容を並べます。
情報の確認日:2026年10月13日
ガイドラインが求める経過観察
屈折矯正手術ガイドライン第8版は、術翌日の細隙灯顕微鏡検査と、原則として術後6か月までの経過観察を求めています。有水晶体眼内レンズでは眼圧上昇や網膜剝離、エキシマレーザー手術では感染やケラトエクタジアなどに注意して観察します。オルソケラトロジーでは処方翌日の観察と3か月ごとのフォローアップが必須とされています。
医療機関の掲載内容(ICL)
| 項目 | 先進会眼科 | 新宿近視クリニック |
|---|---|---|
| 検診の時期 | 翌日、1週間、1か月、6か月。その後は年1〜2回を推奨 | 翌日、1週間、1か月、6か月(回復により変更あり) |
| 無料の範囲 | 術後3年間まで検診無料(契約内容により異なる)、術後点眼薬込み | 術後検診・点眼薬は1年間無料 |
| 手術時間 | 両眼で20〜30分程度、日帰り | 片眼平均15分、入院不要 |
費用とセットで確認するリスク:ICLでは白内障、一過性眼圧上昇、緑内障、ハロー・グレア、角膜内皮細胞障害、網膜剝離、眼内炎などが挙げられています(日本眼科学会)。検診はこれらを早く見つけるための通院です。
無料期間の後の費用を見積に入れる
本稿の計算
年1回の検診を手術後4年目から10年目まで受けるとすると7回です。1回の自己負担を仮にX円、往復交通費をY円とすると、7×(X+Y)円が無料期間後の費用です。XとYは受診先に確認し、総額計算の「検査・薬・その他」「交通・宿泊」に入れます。
2013年の消費者庁・国民生活センターの調査では、レーシック手術後一定期間の検査を受けていない・受けなかった人が33.5%でした(2013年の注意喚起)。遠方の医療機関を選ぶ場合は、検診のたびに交通費と時間がかかる点も考えます。
確認する質問
- 定期検診以外で受診した場合(充血・痛み・見え方の変化)の費用
- 夜間・休日に症状が出たときの連絡先
- 転居した場合に、他院へ紹介状を書いてもらえるか
- 無料期間を過ぎた後の検診費用の目安
相談先・申込先の選び方
通院の続けやすさは、自宅や職場から通える範囲かどうかで大きく変わります。手術を受けた医療機関に通えなくなった場合に備えて、近くの眼科を医療情報ネット(ナビイ)で調べておくと安心です。
- 日本眼科学会 屈折矯正委員会:屈折矯正手術のガイドライン(第8版)PDF
- 日本眼科学会:オルソケラトロジーガイドライン(第2版)PDF
- 先進会眼科:ICL(料金・流れ・合併症の記載)
- 新宿近視クリニック:ICL料金
- 新宿近視クリニック:ICLの流れ(適応検査・術後検診)
- 日本眼科学会:有水晶体眼内レンズ(一般向け解説)
- 消費者庁・国民生活センター 公表資料(平成25年12月4日、名古屋市掲載PDF)
- 厚生労働省:医療情報ネット(ナビイ)
確認日:2026年10月13日。検診の無料期間は契約内容で異なる場合があります。
費用だけでなく、相談先と注意点も知りたいね。