SMILEの費用と、LASIKとの違い
SMILEは小さな切開から角膜の切片(レンチクル)を取り出して近視を矯正する手術で、日本では2023年3月に承認されました。料金を見る前に、適応範囲と再矯正の扱いを確認します。
情報の確認日:2026年10月13日
手術の特徴(日本眼科学会の解説)
| 項目 | SMILE | LASIK |
|---|---|---|
| 切開の大きさ | 最小2mm | 約20mm |
| フラップ | 作らない | 作る |
| 合併症 | フラップに関するものを除き、LASIKとほぼ同様 | ドライアイ、グレア・ハロー、過矯正・低矯正など |
| 再矯正 | 術後に近視や乱視が残っても、再度SMILEでの再矯正はできない | 条件により追加矯正を検討 |
ガイドライン第8版の適応
日本眼科学会のガイドライン第8版は、SMILEの対象を等価球面度数で10Dまでの近視と、3Dまでの近視性乱視としています。年齢は18歳以上です。禁忌として、残存する角膜実質厚が250μm以下、角膜移植の既往、ドライアイ、白内障、緑内障やその疑いなどが挙げられています。
公式に掲載された料金の例
新宿近視クリニック(料金表、両眼・税込)
| 術式 | 手術料金(両眼・税込) | 保障期間の表示 |
|---|---|---|
| ReLEx SMILE | 329,000円 | 3年 |
| ReLEx SMILE2.0 | 398,000円 | 3年 |
治療期間・回数:料金表に通院回数の記載はありません。ガイドラインは術翌日の診察と原則として術後6か月までの経過観察を求めています。
主なリスク:学会解説ではLASIKとほぼ同様(ドライアイ、グレア・ハロー、過矯正・低矯正、感染など)とされ、SMILEでの再矯正はできません。
料金表には「表示価格はすべて両眼、税込価格」と記載されています。保障の具体的な対象(再手術、検診など)は料金表からは読み取れないため、見積時に書面で確認します。
本稿の計算
SMILE 329,000円に、適応検査以外の交通費(往復2,000円×検査・手術・検診で6回=12,000円)を加えると341,000円です。往復費用と回数は仮の値なので、自分の通院条件に置き換えてください。
相談先・申込先の選び方
SMILEを扱う医療機関は限られるため、候補を探すときは術式名だけでなく、執刀医の専門医資格と、低矯正が残った場合にどの方法で対応するかを確認します。所在地からの検索には医療情報ネット(ナビイ)が使えます。
- 日本眼科学会:SMILE(一般向け解説)
- 日本眼科学会 屈折矯正委員会:屈折矯正手術のガイドライン(第8版)PDF
- 新宿近視クリニック:料金表(レーシック・SMILE等)
- 厚生労働省:医療情報ネット(ナビイ)
確認日:2026年10月13日。料金は医療機関の公式表示で、予告なく変わることがあります。
費用だけでなく、相談先と注意点も知りたいね。